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ウォールナット材、スピーカー表面割れ補修。

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スピーカーの補修。
上部の枠部分がウオールナット材、胡桃(くるみ)材です。

今日知り合った、リフォーム屋さんが
「胡桃材の補修は難しく、直すのがほぼ不可能ですよね〜」
と言っていたのですが
「昨日、完璧に直しましたよ〜」
なんて盛り上がりました。
それがこれです。(見てるかな、このブログ


2013t11t21supikanoa2.jpg

15センチくらい、細かい亀裂が入っています。

最初写真を見た時は木部内部の割れと思ったですが
実際は表面の分厚い透明なウレタンの割れでした。

2013t11t21supikanoa3.jpg

研磨。
もしかしたら研磨のみで直るのでは?
と思ったのですが、亀裂は深く、全体的にも凹んで
いたので、
やはり補修して再塗装です。

2013t11t21supikanoa4.jpg

細かい線キズは消えました。
深い線キズは三角刀で
深く削り落とします。

全体の形は合っているのに
中央から右上部の白くなっている部分は研磨により無垢の部分が
出ています。
元々この部分が盛り上がっており、塗装膜の厚さ、もしくは木材の加工に問題が
あったのかもしれません。



2013t11t21supikanoa5.jpg

ポリパテ+顔料で色を合わせ充填。
この作業が最も難しく、何度もやり直してます。

ちょっと色が違うと、角度によって
線の跡が「ギラッ」と目立ちます。
この写真ではわかりにくいですが、中央から右は色がはまり
左の長い線ははまっていません。

そんな地味な作業です。

2013t11t21supikanoa6.jpg

ステインで木目を描いて行きます。
パテ埋めの時にゴールドの顔料などを混ぜても、
どうしても方向変色がおこるので、
少し全体を木のふしをイメージしたり
木目を1本多く描いたりでごまかして行くのがポイントです。
目立つところを、不自然にならないよう暗めに描くのがポイントです。


2013t11t21supikanoa7.jpg

2液ウレタンのサンディングシーラー→上塗り材と厚めに拭き
艶はぼかし材で調整します。
(上手くいかなかったら乾燥を待って、サンドペーパーで艶合わせします。)

鏡面のコーティングでないので、このへんは楽です。

2013t11t21supikanoa8.jpg

完成。

今回は会社の方に沢山見て頂いて
お褒めの言葉いただきました!!


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テーマ : 家具・インテリア
ジャンル : ライフ

プロフィール

スパンク・リペア

Author:スパンク・リペア
簡単なリフォーム!
都内近郊での木部、その他インテリアの補修。

芸大、美大卒、若手美術作家中心で少数精鋭のリペア団体です。
素材について日々研究しています。

※こちらのサイトは素材研究の為やっていますので
こちらからは仕事の受注は受けてません。
もし、ご要望があればコメントいただくか
spanqsya@gmail.comにご連絡ください。




監修:松場昭典(美術作家)
東京芸術大学油画卒業、同大学大学院壁画専攻修了。
SpnQ代表。展覧会多数。
素材を様々な視点から検証し、長年保つ画面を研究しています。

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